カラスがうるさくて寝れない時には、耳栓をしたりラジオを流したりしましょう。
カラスがうるさい理由は、仲間とコンタクトを取ったり、威嚇(いかく)したりするためです。
特にうるさくなる時期は4月から7月にかけてです。
日頃から光や音を使ったカラス対策をしましょう。
カラスよけグッズもありますよ。
カラスの駆除を検討する際は勝手に自分で行なったりせず、市役所など自治体の窓口に相談しましょう。
カラスがうるさくて寝れないときの対策
カラスがうるさくて、どうしても寝れない時は、以下の方法を試してみてください。
- 耳栓をする
- ラジオやYouTubeを流す
- 防音・遮音性の高いカーテンをつける
すぐに実践できそうなのは、耳栓と、ラジオやYouTubeですね。
耳栓に関しては、イヤホンなどで代用してもOKです。
カラスの声が気になって眠れないときは、物理的に耳に入ってくる音を遮断してしまいましょう。
個人的にお勧めなのが、ラジオやYouTubeを耳元で流す事です。
YouTubeの場合、一定のトーンでおしゃべりしているものを選ぶのがポイントです。
画面を見てしまうと、脳が覚醒してしまうので、見なくても良いものを選びましょう。
人によっては、全く興味のない人や分野のラジオ、YouTubeを選ぶ方が良いかもしれません。
人の話し声を聞きながら横になっていると、周りの騒音が気にならなくなってきて、いつの間にか眠っているのです。
カラスの声の他にも、雷や風の音が強くて眠れない時に、試してみてください。
また、日頃から防音カーテンを使用しているとカラスの鳴き声のうるささを軽減することもできます。
検討してみるのも良いですね。
カラスがうるさい理由はなぜ?
カラスが鳴いている理由として明らかになっているのは、
- 仲間に向けた合図
- 縄張りの主張
- 威嚇(いかく)
です。
夕方や朝方によく聞く鳴き声は、仲間と一緒に空を飛んでいる際や、縄張りに異常が起きていないか確認する際に発するものです。
また、ゴミ出しの日に聞く鳴き声は、仲間を集めるために発しています。
ゴミが目に見えるように出されていたり、ネットがかかっていなかったりするとカラスが集まってくる原因になりますので、注意しましょう。
カラスに近づいたときに聞く鳴き声は、威嚇のために発しているものです。
自分の縄張りに何かが接近してくると、攻撃的な鳴き声を発して威嚇します。
攻撃的な鳴き声が聞こえたら、離れるようにしましょう。
カラスがうるさい時期は?
最もカラスがうるさくなる時期は、4月から7月にかけてです。
この時期はカラスの繁殖期です。
繁殖期には巣を作り、卵を産んでヒナを育てます。
巣のヒナを守るためにカラスは攻撃的になり、鳴き声も攻撃的なものになります。
中でも6月〜7月は特にうるさくなります。
家の近所で巣を作られてしまうと、鳴き声のうるささで、眠れない日々が続いてしまいます。
そのため、巣を作られないように工夫する必要があります。
カラスの巣は、枝や葉の茂った大きい樹木に、好んで作られます。
このような樹木が家の近くにある場合は、葉を減らしたり、作られにくくしたりしましょう。
また、都会であれば、針金ハンガーを外に放置しないことも大切です。
カラスは針金ハンガーを使用して巣を作ることもあるからです。
針金ハンガーはきちんと室内にしまいましょう。
カラスがうるさい時の対策は?
カラスがうるさい時に眠れない場合の対処法については、先ほどお伝えしました。
日頃からできるカラス対策には次のような方法があります。
- CDなどの光るものを吊るす
- 猛禽類(もうきんるい)の鳴き声を流す
- カラスよけグッズを使う
カラスの対策には光や音が有効です。
CDをベランダにぶら下げているご家庭は多いのではないでしょうか。
カラスは強い光が苦手なので、太陽光を反射させるCDはカラスを遠ざけるのに効果があります。
夜であればLEDライトなどを活用して、光を出しましょう。
カラスが近づかないようにするために、天敵の鳴き声を使用するのも効果的です。
カラスの天敵は、タカやトンビのような猛禽類(もうきんるい)です。
猛禽類の鳴き声を流し、カラスを遠ざけましょう。
また、猛禽類に襲われている時のカラスの鳴き声を流すのも効果的でしょう。
しばらく流し続けていると、カラスがここは危険な場所だと感知して寄り付かなくなります。
他にも、ホームセンターなどではカラスを追い払うためのグッズがたくさん販売されています。
ネットで売れ筋なのは、先ほどの反射板やこちらの黄色のプレート、仲間の死骸だと思わせるためのリアルなカラスやステッカーです。
気になる方は、チェックしてみてくださいね。
カラスの駆除は市役所へ相談を
カラスの駆除を検討している場合は、市役所など、お近くの自治体に相談しましょう。
自治体で駆除を行ってくれたり、補助金を出してもらえたりする場合があります。
自分でカラスが近づかないように対策することはできますが、駆除することはできません。
どんなに悪さをしてくるカラスでも、許可なく卵やヒナを撤去したり、傷つけたりすることは法律で禁止されています(鳥獣保護管理法)。
撤去したい時には、事前に許可を取ったり、業者を呼んだりする必要があります。
そのため、カラスの駆除を検討している場合は、自治体の窓口まで相談してみましょう。
カラス駆除に関する説明を受け、正しい方法で行うようにしましょう。
また、カラスに関する知識や対処法なども、各自治体のホームページで紹介されています。
とても参考になるので、ホームページもチェックしてみてください。