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酢飯の冷まし方や時間、扇ぐタイミングなどを解説!

酢飯作り 食べ物

たまにしか酢飯を作らない場合、手順がわからなくなってモタモタしてしまうことがあります。

いつ扇ぐんだっけ?

いつまで扇げばいいの?

ご飯はいつ炊けばいいの?

…など。

でも、要点を押さえれば、酢飯作りは意外とシンプルです。

 

炊きたてあつあつご飯を、大きなボウルなどに移し、熱々のうちに合わせ酢を混ぜたら、うちわの出番です!

酢飯を冷ます時間は、量や周囲の温度、扇ぎ方によって異なりますが、上下を返しながら扇げば5分~15分程度で冷めることが多いです。

酢飯が人肌くらいに冷めているか、手で触れてみたり、食べて確認するとよいでしょう。

この記事では、酢飯を冷ます方法や時間、酢飯の冷め具合を確認する方法、そして酢飯を冷ます理由について解説します。

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酢飯を冷ます方法と、冷めたか確認する方法

酢飯を冷ますのに最良の方法は、うちわで扇ぐことです。

冷蔵庫では酢飯が固くなる可能性があるので、おすすめできません。

人肌くらいができ上りの目安。

冷めたかどうか確認するには、味見をしてみるのがおすすめです。

 

酢飯は、使用する直前まで室温に置いておくのがベストです。

食べる時間から、だいたいの時間を逆算して炊き始めるとよいでしょう。

部屋の温度が高い時は、エアコンもつけておきましょう。

 

ボウルよりも、寿司桶の方が早く冷ませます。

寿司桶の底面積が広いため、酢飯を薄く広げやすく、空気との接触面が増えるからです。

でも、寿司桶がないという家庭も多いと思います。

その場合は、なるべく底面の広いボウルなどの容器を使えば大丈夫です!

 

炊きたてのご飯に合わせ酢(寿司酢)を回し入れ、素早く手を動かして混ぜます。

※混ぜる時は、お米がつぶれないよう、切るように混ぜます

合わせ酢がちゃんと混ざったら、うちわで扇いで粗熱を取りましょう。

うちわでパタパタ扇いで表面の粗熱が取れてきたら、上下を返してご飯を少しほぐし、また扇ぎましょう。

混ぜようと思うとご飯をつぶしてしまいがちなので、下の熱い部分を上にして、切るようにほぐします。

 

酢飯の量や室温などにもよりますが、5~15分程度でかなり冷めると思います。

冷めたかどうかを確認するには、少し試食すると良いでしょう。

もし酢飯がまだ温かい場合は、さらに扇ぐか、室温で放置してください。

 

人肌程度になった酢飯は、食べる時までそのまま置いておくと乾燥してしまうので、湿らせた布巾やキッチンペーパーを掛けておくとよいです。

必要に応じて、さらにその上からラップを掛けて、空気穴を開けておきましょう。

酢飯を冷ます理由

酢飯を冷やす理由は、熱いまま放置すると、酢飯がベチャベチャになることを防ぐためです。

酢飯(シャリ)のつやだしの意味もあります。

もうひとつ重要なのが、余分な合わせ酢(すし酢)を飛ばすというものです。

 

冷ますなら、もともと冷めたご飯に合わせ酢を混ぜれば良さそうに感じるかもしれませんが、合わせ酢は、アツアツのご飯に混ぜることが重要です。

炊き立てアツアツのご飯に加えることで、合わせ酢がご飯に吸収されるためです。

早くご飯を冷まそうと、うちわで扇ぎながら合わせ酢を混ぜると、うまくしみ込まないため、冷ましてもベチャベチャの酢飯になってしまうので気を付けましょう。

実は私も、あまり深く考えずに扇いでいました。

熱々のご飯に混ぜないと、合わせ酢を吸い込まないんですね。

ほんのちょっとの差で、酢飯の出来が全く違ったものになってしまうとは驚きです。

 

アツアツのご飯に合わせ酢を加え、合わせ酢を十分に吸い込んだところで冷ましてあげると、余分な合わせ酢を飛ばして美味しい酢飯に仕上がります。

ただ、調べていると、家庭で作る分量は少ないので、うちわで扇がなくても問題ない、という情報もありました。

一食分をサッと作るなら、たしかにすぐに冷めるし扇がなくても大丈夫そうですね。

ただ、ある程度の量を作るとなると、やはり扇いだ方が良いのではないかと思います。

扇ぐ理由ややり方を知れば、必死にひたすら扇ぐ、ということはしなくてよいことは確かです。

 

小さいお子さんがいる家庭では、うちわで扇ぐ手伝いをしてもらうことで、楽しみながら酢飯の準備が進められるかもしれません。

ちらし寿司や手巻き寿司を作る際は、ご飯を炊いている間に具材を切るとか、冷まして少し置いておく間にテーブルセッティングをするなど、あらかじめ考えておくと焦らずにできそうですね。

まとめ

酢飯作りの一番のポイントは、熱々のご飯に、合わせ酢(すし酢)を混ぜることです。

炊き立てのご飯に混ぜることで、合わせ酢がうまくごはんに入って美味しい酢飯ができるからです。

合わせ酢がしっかり混ざったら、うちわの出番です。

扇いで粗熱を取ることで、余分な合わせ酢が飛んで、艶も出て、美味しい酢飯になります。

一気に扇いで表面のご飯が冷めたら、上下を返して軽くほぐす、を繰り返せば、効率よく冷ますことができますよ。

量にもよりますが、5~15分くらいでかなり冷めると思います。

ちょっと食べてみて、でき上がりを確認しましょう。

酢飯ができたら、乾燥しないように濡れ布巾などを掛けておけば完璧です!

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