引越しで段ボールを使用しない方法には、コンテナ、プラダン、スーツケース、バッグなどを使用する方法があります。
使っている衣装ケースをそのまま活用すれば、荷造りや荷解きが必要ありません。
紙の段ボールを使わずに引越しをするなら、引越し業社のレンタルボックスを活用するのもオススメです。
自分で引越しをするなら、ゴミ袋を活用することもできますよ。
引っ越しで段ボールを使わない方法
引越しで段ボールを使わない方法には、以下のようなものがあります。
- コンテナを使用する
- プラダンを使用する
- 手持ちのスーツケースやバッグなどを活用する
- 引越し業者の再利用できる梱包資材を使用する
- 衣装ケースを使用する
- ゴミ袋に荷物を詰める
プラダンとは、プラスチック製の段ボールのことです。
プラスチック製なので、紙の段ボールとは比べて防水性があり、強度もあります。
また、使い捨てではなく再利用が可能なため、近年では引越し業社の梱包資材としての利用も増えてきています。
段ボールは、リサイクル率95%と言われています。
しかし、再生産することを考えると、繰り返し使える物がいいな、と考えている方もいるでしょう。
単純に、引越しでダンボールに荷物を詰めるのがめんどくさい、という方もいるでしょう。
引っ越しを業社に頼む場合は、上記の方法で行っても良いか、事前に確認を取るようにしましょう。
OKなことが多いですが「うちでは運べません」と言われてしまうこともあります。
問い合わせしてみて、当日までに不安要素が残らないようにしておきましょう。
引越しで段ボールの代わりになるもの(コンテナ、プラダン、バッグなど)
段ボールの代わりになる引越しの梱包資材には、コンテナやプラダン(プラスチック製の段ボール)、バッグ、スーツケースなどがあります。
実際、引越しが多い人の中には、何度も利用することができるコンテナやバッグを活用している人もいました。
コンテナは、折りたたみタイプのものを活用すると、使用しない時にはコンパクトにしまうことができるので便利です。
しまう場所が確保できるなら、繰り返し使えていいですね。
コンテナは、ホームセンターやニトリ、無印良品などで購入することができます。
ネット通販では、このような、全方向から取り出せる収納ボックスも人気でした。
そのまま部屋で使う場合も、キャスター付きで動かしやすかったり、かなり丈夫なタイプもあります。
プラダンは、紙の段ボールより値段は高いですが、使わない時にしまっておくことができます。
紙の段ボールと違って虫の心配もないので、そのまま収納に使ったり、次の引っ越しにも使えますね。
バッグの場合は、入れるものの重さにもよりますが、大容量のものを用意しておくと引越しする際に便利です。
MAISONDEUNMAILLOT(100L)のようなトートバッグは、スタイリストさんが衣装を持ち運ぶのにも重宝するそうです。
使用しないときには、折りたたんでおけます。
また引越し作業以外にも、コインランドリーやクリーニングに洗濯物を出したいときなどに活用できるので便利です。
もちろん、お手持ちのスーツケースやトートバッグ、カゴなども活用するのもいいですね。
特にスーツケースはタイヤもついているので、持ち運びが楽で良いです。
引越し業者で再利用できるボックスを扱っている場合は、借りる方法もあります。
続いて、レンタルボックスについてご紹介します。
紙のダンボールを使わずに引っ越ししたい
引越し業者では、再利用できる(環境に優しい)レンタルボックスを提供しているところがあります。
紙の段ボールを使わずに引越しをしたい方におすすめです。
ハンガーボックスの提供は、無料で行ってくれるところが多いです。
それ以外は貸し出しがない引越し業者や、一部有料で貸し出しをしているところもあります。
調べてみると、レンタルボックスが充実しているのは、アート引越センター(エコ楽ボックス)でした。
衣服(ハンガーケース)や靴(シューズケース)、食器の他に、テレビや照明を運ぶボックスが、無料でレンタルできます。
さらに、食器以外はの梱包ボックスは、当日スタッフが荷造りしてくれるので楽ちんです。
全ての引越し業社で、レンタルボックスを提供しているわけではありません。
レンタルボックスを使いたい方は、引越し業者を選ぶ時にチェックしてみてくださいね。
衣装ケースは、引っ越しで段ボールに詰めずそのまま運べる?
引越しで洋服を段ボールに詰めるのが面倒な人は、衣装ケースをそのまま活用するのがおすすめです。
何着もある洋服を段ボールに詰めて、荷ほどきしたら片付けて段ボールを畳んで・・。
この作業とても面倒ですよね。
洋服を普段から衣装ケースに入れて収納している方は、衣装ケースをそのまま運んでもらうことができます。
引き出し部分をテープや紐などで固定して、運んでいる最中に開いてしまわないようにしましょう。
ただし、重すぎると運んでもらえない可能性もあります。
中身に入れる量は注意しておきましょう。
タンスや机の引き出しの場合は、中身を出さないといけない場合が多いです。
家具そのものが重いので、中身が入っている状態だと運ぶことが難しいからです。
衣装ケースではなく、コンテナや頑丈なボックスなどの場合も同様に、中に収納したまま運んでもらうことが可能です。
自分で荷造りや荷ほどきするのが難しかったり、めんどうな方は、各引越し業者が提供している、おまかせできるプランもおすすめです。
忙しい方や、妊婦さんなどが利用するのにも便利ですね。
また、先ほど紹介した引越し業者のレンタルボックスを利用すると、梱包まで行ってもらえることがあります。
少しでも作業量を減らしたい方にオススメです。
引っ越しの荷物をゴミ袋に入れるのはあり?
自分で持ち運ぶなら、引越しでゴミ袋を活用するのも良いですが、業者に頼む場合はお勧めできません。
ゴミ袋なら、すぐに調達することができますし、色々な荷物を簡単に詰めることができるので便利ですよね。
ただし、大量の荷物が入ったゴミ袋は、とても運びにくいので注意が必要です。
私はよく古着回収に出す洋服をゴミ袋に入れて、回収場所まで持っていくのですが、これがまあ大変。
衣服をパンパンに詰めていくと、重さでゴミ袋がどんどん伸びていきますし、とにかく持ちにくいのです。
そのため、引越し業者に頼む場合は嫌がられてしまう可能性があるので、向いていないです。
一方で、自分で引越しをする際には、ゴミ袋を活用すると便利なこともあります。
例えば、ぬいぐるみのような、重さはそこまでないけれど体積が大きいものを複数運ぶ時には、ゴミ袋が大活躍します。
ぬいぐるみは形がバラバラなので、箱型のものに入れるよりも、ゴミ袋に入れる方が自由度が高いですよね。
ゴミ袋なら、使い終わって畳むととてもコンパクトだし、ゴミ出しに使えるので無駄がありません。
元々ゴミ出しに使うものなので、お金がかからないのもいいですね。
衣服を入れたい場合も、量を調節して袋を2重にするなどの工夫をすれば、持ち運びがしやすくなります。
梱包材の用意が面倒な時などに、お試しください。