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マクドナルドのグラコロの歴代メニューバリエーションとその変化

コロッケバーガー 食べ物

この記事では、マクドナルドの人気メニューであるグラコロが発売されてから今日に至るまで、どのように進化してきたのかを詳しくご紹介します。

グラコロはもともと1993年の春、季節限定メニューとして登場しました。

1995年からは、冬季限定メニューとして親しまれるようになりました。

名前は当初「グラタンコロッケバーガー」でしたが、2007年には「グラコロ」という名前に改められました。

さらに、2016年には商品のリニューアルを経て「超グラコロ」と名付けられ、2019年には再び「グラコロ」としてリブランドされました。

味の面では、リニューアルごとにソースはより一層深みを増し、バンズもリッチな味わいに改良されています。

メニューのバリエーションも豊富で、2007年には新たに「チーズグラコロ」が加わり、近年では様々な限定版グラコロが年によって登場しています。

2017年からは、朝のメニューとしてもグラコロを提供開始し、より多くの時間帯で楽しめるようになりました。

グラコロの歴史的変遷

以下に、グラコロシリーズの変遷を時系列でまとめてみました。

  • 1993年~ グラタンコロッケバーガー(グラコロ)
  • 2007年~2009年 グラコロ、チーズグラコロ
  • (2010年は休売)
  • 2011年 グラコロ、チーズグラコロ、トマトクリームグラコロ
  • 2012年~2015年 グラコロ、デミチーズグラコロ
  • 2016年 超グラコロ、超デミチーズグラコロ
  • 2017年 超グラコロ、熟グラコロビーフシチュー
  • 2018年 超グラコロ、濃グラコロチーズフォンデュ
  • 2019年 グラコロ、ビーフデミチーズグラコロ
  • 2020年 グラコロ、コク旨ビーフシチューグラコロ
  • 2021年 グラコロ、コク旨アンガスビーフボロネーゼグラコロ
  • 2022年 グラコロ、ふわとろたまご濃厚デミグラコロ
  • 2023年 グラコロ、濃厚ビーフハヤシグラコロ

続いて、この歴代メニューに関する特徴や価格、関連するサイドメニューの詳細をお届けします。

1993年~ グラタンコロッケバーガー(グラコロ)

マクドナルドの冬季限定メニューとして知られる「グラコロ」は、グラタンをイメージしたユニークなコロッケバーガーです。

このコロッケには、クリーミーなホワイトソース、マカロニ、そしてえびが加えられており、サクサクの外側ととろりとした中身が特徴です。

さらに、新鮮なキャベツと二種類のソース(卵ベースのソースと特製ソース)を組み合わせ、柔らかい蒸しバンズで包んであります。

 

このバーガーは、大人気の「月見バーガー」の登場から2年後の1993年に市場に登場し、初回は4月に期間限定で販売され、価格は320円でした。

1995年からは冬季限定商品として販売されるようになり、「冬の定番」として定着しました。

 

当初は「グラタンコロッケバーガー」という名称でしたが、広告などの影響で「グラコロ」という愛称で親しまれるようになり、2007年には公式にその名前に変更されました。

2007年~2009年 グラコロ、チーズグラコロ

2007年にはグラコロに新たな変化が加わります。

スライスチーズをトッピングした「チーズグラコロ」がメニューに加わりました。

この新バージョンは、2007年から2009年の間に販売され、グラコロは250円~270円、チーズグラコロは270円~290円の価格で提供されました。

2008年には両商品の価格が若干上がり、グラコロは290円~300円、チーズグラコロは310円~320円で販売されました。

2009年の価格は、グラコロが300円~310円、チーズグラコロが310円~320円となりました。

※表示価格はすべて税込みで、地域によって異なることがあります。

 

注記: 2010年にはグラコロの販売は行われませんでした。

2011年 グラコロ、チーズ グラコロ、トマトクリームグラコロ

2011年は、特別な限定商品「トマトクリームグラコロ(330円~340円)」が新たに登場しました。

既存の「グラコロ(310円~320円)」と「チーズ グラコロ(330円~340円)」に加わる形で販売され、その年は3種類のグラコロという珍しいラインナップとなりました。

トマトクリームグラコロの特徴は、ソテーした玉ねぎと香ばしいハーブを加えたトマトベースのソースです。

2023年の公式Xで、トマトクリームグラコロの画像を見つけました!

2007年から2014年までは、毎年10月から11月にかけて販売が開始され、11月から12月中旬にかけて終了するスケジュールで、現在と比べると、少し早めの期間の年もありました。

2012年~2015年 グラコロ、デミチーズグラコロ

2012年には、昨年までの「チーズグラコロ」に代わり「デミチーズグラコロ」が発売されました。

この新しいバージョンは、2012年から2015年までの間に「グラコロ(290円~370円)」と共に販売され、価格帯は地域やその年の状況によって変動していました。

「デミチーズグラコロ」は、濃厚なチェダーチーズと、ビーフの旨味が凝縮されたデミグラスソースで、味わい深い一品となっています。

2015年からは、グラコロシリーズの販売期間が変更され、12月の初旬または中旬に始まり、翌年の1月の初旬または中旬までと、現在の販売スケジュールに近い形で展開されています。

2016年 超グラコロ、超デミチーズグラコロ

1993年にデビューして以降、長い間愛され続けている「グラコロ」は、2016年に大規模なリニューアルを行い、「超グラコロ(340円)」と「超デミチーズグラコロ(370円)」として新しく生まれ変わりました。

販売期間は、2016年12月14日から翌年1月初旬でした。

この「超」という名前は、これまでの製品を大きく超える改良が行われたことを意味しています。

リニューアルされたグラコロは、バターが香る、より柔らかいバンズを使用し、さらに食感も改善されました。

コロッケは外側がカリカリで中はとろとろ、キャベツもシャキシャキ感が際立っています。

ソースに関しても新しい試みがなされ、卵黄を使用した濃厚なたまごソースとスパイスが利いた新しいコロッケソースが加わりました。

デミチーズグラコロには、ビーフの風味がより強調されたデミグラスソースが使用されています。

 

これらの変更により、超グラコロは、見た目の丸み、バンズの香ばしさ、食感の柔らかさ、コロッケとキャベツの食感、そしてソースの味わい、という五感すべてを刺激する設計になっています。

2016年から2019年までは、この「超グラコロ」と「限定の新作グラコロ」というラインナップです。

 

また、2016年は、サイドメニューとして「シャカシャカポテト トマトクリーム(ポテト単品価格+30円・税込)」も登場しました。

これはマックフライポテトにトマトクリーム味の粉末を振りかけて楽しむもので、にんにくや唐辛子、黒コショウが加えられたスパイシーな風味が特徴です。

2017年 超グラコロ、熟グラコロビーフシチュー

2017年には、「超グラコロ(340円)」に加え、新たな限定メニュー「熟グラコロビーフシチュー(390円)」が登場しました。

このメニューは、ビーフシチューの濃厚なソースとクリーミーなチェダーチーズが絶妙に組み合わされており、グラタンとビーフシチューの豊かなハーモニーを楽しむことができます。

12月13日から翌年1月上旬までの限定期間に販売され、2017年からは朝の時間帯でも「朝マック」での提供が始まりました。

2018年 超グラコロ、濃グラコロチーズフォンデュ

2018年の特別メニューとして、「超グラコロ(340円)」に加えて「濃グラコロチーズフォンデュ(390円)」が新登場しました。

このメニューはパルメザンチーズとベーコンを隠し味に使用した濃厚なチーズフォンデュ風のソースが特徴で、従来の茶色いソースと異なるクリーム色のソースが新鮮な印象を与えます。

12月初旬から翌年1月上旬まで販売され、これまでより販売開始が少し早くなっています

2019年 新しくなったグラコロとビーフデミチーズグラコロ

2019年には「超グラコロ」がさらに進化し、再び「グラコロ(340円)」という名前でリニューアルされました。

このリニューアルでは、たまごソースが更に卵黄の豊かな風味を増し、コロッケソースのスパイスが強化されました。

さらに、バンズにもより多くのバターが使用され、全体的に豊かな味わいを実現しました。

その年の限定メニューとして「ビーフデミグラコロ(390円)」も登場し、豊かなビーフデミグラソースとチェダーチーズを追加することで、以前の「デミチーズグラコロ」を超える豪華さが提供されました。

2020年 グラコロ、コク旨ビーフシチューグラコロ

2020年の特別なメニューとして「コク旨ビーフシチューグラコロ(390円)」が登場しましあt。

これは、定番の「グラコロ(340円)」と共に、12月2日から翌年1月上旬まで提供されました。

この「コク旨ビーフシチューグラコロ」は、既存の「熟グラコロビーフシチュー」のレシピを基に、デミグラスソースをより深い味わいに仕上げ、マスタードで際立つアクセントを加えたものです。

この年のグラコロ広告キャンペーンには、高橋一生さんが登場しています。

2021年 グラコロ、コク旨アンガスビーフボロネーゼグラコロ

2021年に発表された限定メニューは「コク旨アンガスビーフボロネーゼグラコロ(390円)」で、「グラコロ(340円)」と共に、12月1日から2022年1月上旬まで販売されました。

「コク旨アンガスビーフボロネーゼグラコロ」は、クリーミーなホワイトソースのグラタンコロッケに、アンガスビーフの粗挽き肉とトマトベースのボロネーゼソースを組み合わせた一品です。

2022年 グラコロ、ふわとろたまご濃厚デミグラコロ

2022年の限定品「ふわとろたまご濃厚デミグラコロ(420円~)」は、「グラコロ(370円~)」とともに11月30日から2023年1月上旬まで販売されました。

限定グラコロは、トリュフ風味のビーフデミソースと、ふわふわのスクランブルエッグが特徴です。

2023年 グラコロ、濃厚ビーフハヤシグラコロ

グラコロ30周年の2023年には「濃厚ビーフハヤシグラコロ(480円~)」が登場しました。

「グラコロ(420円~)」とともに11月29日から2024年1月上旬まで販売されました。

ビーフハヤシのフィリングと、3種類のチーズを使ったチーズソースが特徴です。

また、同年12月6日からは「シャカシャカポテト レッド&ブラック ダブルペッパー」も期間限定で販売され、CMキャラクターは、多部未華子さんが3年連続で登場しています。

まとめ

1993年から2023年までの30年間にわたるグラコロシリーズの変遷をお届けしました。

マクドナルドで冬季に欠かせないメニューとして愛されるグラコロですが、実はその初登場時には冬のメニューとして提供されていなかったという事実が、多くのファンには驚きかもしれません。

シリーズの基本は、毎年提供される定番の「グラコロ」と、その年だけの限定版グラコロですが、中には例外も存在します。

グラコロは、年代ごとにソースやバンズが改良され、より洗練された味わいへと進化してきました。

限定版はデミグラスソース系が多いですが、トマトクリームやチーズフォンデュといった異なるバリエーションを加えることで、毎年新しい味の発見があったり、選ぶ楽しみにもなっているでしょう。

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