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りんごの見分け方(しゃきしゃきの選び方)保存方法やシャキシャキしないりんごを復活できるかも調査!

りんご 食べ物

りんごは種類によっても食感が違いますが、買ったリンゴがもさもさだった場合は、鮮度が落ちていたか、保存方法が悪かったからでしょう。

りんごは収穫後に追熟しないので、鮮度が落ちるとモソモソになってきます。

新鮮なりんごの見分け方は、くすみです。

周りと比べてくすみのない林檎を選びましょう。

りんごは乾燥や暑さに弱いので、野菜室で保存するのがベスト。

上手に保存するとシャキシャキ感を保てますよ。

また、甘いりんごは、品種にもよりますが見た目でもわかります。

見分け方や、品種による違い、シャキシャキは復活できるのかなどをご紹介します。

りんごの見分け方(しゃきしゃきリンゴの選び方)

しゃきしゃきしたりんごの見分け方は、鮮度です。

りんごは、収穫後に追熟することがありません。

鮮度が落ちると、しゃきしゃき食感からもさもさ食感に変わります。

(もちろん、購入後の保存が悪ければもさもさになります)

例として、スーパーでよく見かける「ふじ」や「サンふじ」を挙げますね。

シャキシャキりんごの見分け方は、周りのリンゴと比べてくすんでいないかどうかです。

周りより色がくすんでいるりんごは、鮮度が落ちているので選ばないようにしましょう。

また、赤々しているりんごの方が美味しいですよ。

シャキシャキのりんごを食べたい人は「ふじ」や「サンふじ」を選ぶ人が多いです。

ふじやサンふじを選べば外れないだろう、と感じでいるからですね。

  • サンふじ…果実に袋をかけないで栽培したりんご(11月~3月頃販売)
  • ふじ…袋をかけて栽培したりんご(販売は春から)

ふじやサンふじは貯蔵性にすぐれた品種なので、スーパーに並んでいても鮮度が落ちにくく、ボケにくいのだと思います。

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もちろん、購入後の保存が悪ければ、鮮度が落ちてモソモソになってしまいます。

我が家では、スーパーで買ったりんごがモソモソ(ボケてる、スカスカ)だったという経験はあまりありません。

仏壇に何日かあげている間にもさもさになってしまった・・ということが多いです。

購入後は早めに食べるか、正しい保存をしましょう(後ほどご紹介します)。

ちなみに、9月頃に売っている「つがる」を買う場合は、おしりがちょっと青っぽい方が硬いんだそう。

黄色になると熟しすぎているということなので、つがるを買う場合はチェックしてみてくださいね。

 

りんごのシャキシャキは種類で違う?

新鮮なりんごはシャキシャキしているものが多いですが、種類(品種)にもよります。

例えば「つがる」はシャキシャキとモソモソの間の食感、「シナノスイート」はサクサク食感、「シナノゴールド」はパリパリ食感などと言われています。

…ただし、食べてどう感じるは人それぞれです。

「王林」もシャキシャキ食感と言われますが、個人的にはシャキシャキよりは少し柔らかい感じがします。

りんごの品種には、極早生(ごくわせ)、早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)があり、収穫時期が異なります。

先ほどお伝えしたように、りんごは収穫後に追熟しないので、鮮度は落ちていきます。

品種によっても食感は違いますが、晩生品種は貯蔵性に優れているので、鮮度(シャキシャキ)を保ちやすいと言えます。

例)ふじ、サンふじ、王林おうりん、シナノゴールド

11月以降に販売されるりんごは、ほぼ晩生種と思って良いでしょう。

なんと「ふじ」は他のりんごの販売が終了した春ころから、8月頃まで販売されるそうです(なんて長持ち!)。

さすがに夏はシャキシャキ感が落ちるかもしれませんね。

逆に、早生品種は食感が落ちやすいので、食べ頃を逃すともさもさ食感になる可能性大です。

例)つがる(早生)、トキ(中生)

8月~10月くらいにかけて販売される、極早生~中生のりんごを買う場合は、早めに食べるとシャキシャキ食感を楽しめるはずです。

日本では、約2000種類も栽培されているというりんご。

代表的な種類のりんごについて簡単にまとめました。

栽培される土地によって時期は異なるので、青森を参考にしています。

早生種

つがる(9月~10月販売)…果肉は硬めでち密。シャキシャキともさもさの間くらい。果汁豊富。酸味より甘みが強い。蜜が入らない。皮がテカテカする。

中生種

シナノスイート(10月中旬~11月)…サクサク食感。果汁豊富。甘い。

紅玉(10月中旬~11月)…ち密。甘酸っぱい。加工用に使われることが多い。

ジョナゴールド(10月中旬~12月)…ち密でシャリシャリ食感。甘みと酸味のバランスが良い。皮がテカテカする。

陸奥むつ(10月中旬~下旬)…シャキシャキ食感。硬めで香りが良い。

晩生種

ふじ(販売は4月~8月)…果肉はやや粗目でシャキシャキした食感。果汁が多く、甘さと酸味のバランスが抜群。甘くてシャキシャキ食感。

サンふじ(11月~3月)…袋をかけずに栽培。太陽をたくさん浴びて育つため蜜が入りやすい。ふじより甘い。シャキシャキ食感。

シナノゴールド(10月下旬~5月)…果汁豊富。貯蔵性に優れる。春までパリパリの食感。蜜が入らない。

王林(10月下旬~6月)…やや硬めでち密。果汁豊富。酸味はほとんどない(甘い)。蜜が入らない。

りんごのシャキシャキを保つ保存方法

りんごは、できれば4~5日以内に食べた方が良いですが、保存方法がよければ2ヶ月くらい持ちます(品種によります)。

りんごのシャキシャキを保つためには、ポリ袋に入れて冷蔵庫(野菜室)で保存しましょう。

りんごは、乾燥や暑さに弱いためです。

りんごは収穫後に追熟しないため、保存方法が悪いとシャキシャキりんごもモソモソになってしまいます。

しばらく保存する場合は、りんごが乾燥しないように、新聞やキッチンペーパーで包んであげるといいでしょう。

1つずつキッチンペーパーで包み、ラップでくるみ、ポリ袋に入れて冷蔵保存すると最強です(サンふじなどは、これで2ヶ月持ちます)。

りんごを保存する時は注意点があります。

ポリ袋をしっかり縛ることです。

りんごから、周りの野菜や果物を追熟させるガス(エチレンガス)が出ているからです。

余談ですが、エチレンガスが出ることを利用した保存法もあります。

キウイ・バナナ・アボカドなどを追熟させたい場合は、りんごと一緒にポリ袋に入れるといいですよ。

りんごは温度変化が苦手なので、保存しているときの温度はなるべく変えないようにしましょう。

冷蔵庫に入らない場合は、廊下などの冷暗所に保管しましょう。

品種にもよりますが、冬場なら約1ヶ月持ちます。

甘いりんごの見分け方

次に、甘くておいしいりんごを選びたい時の見分け方をご紹介します。

まず、品種です。

甘い品種には王林、トキ、シナノスイート、サンふじ、ふじ、星の金貨、名月などがあります。

(酸味を感じたくない人は、この中のサンふじ、ふじ以外がおすすめです)

最近では、売り場に糖度が書いてあることもあります。

その場合は、糖度の高いりんごを選ぶとよいでしょう。

甘いりんごの見分け方について、日本で一番出荷量の多い、ふじやサンふじの場合でご紹介します。

シャキシャキりんごの選び方でもお伝えしたように、周りのりんごと比べてくすみのない、赤く色づきのよいりんごを選びましょう。

そして、おしりまで赤っぽく、お尻のくぼみは深い方がおいしいりんごです。

また、ツルは太い方がよく、こちらも上部のくぼみが深い方が良いです。

美味しそうなリンゴがいくつかあった場合、その中で高さが高い方がおいしいと聞きました。

そして・・「いぼり」といって、表面がぼこぼこしているりんご。

りんごの表面がなめらかではなく、でこぼこしているリンゴは「甘い、濃厚、完熟、蜜が入っている」サインなんです。

知らなかったら、ぼこぼこしているより、ツルっとしている方を選んでしまいませんか?

この「いぼりりんご」の数は少ないので、見つけたらラッキーですね。

ちなみに、蜜入り=甘いというイメージですが違います。

蜜がない品種もあります(つがる、シナノゴールド、王林など)。

蜜が入るリンゴでも、蜜は少しずつ果肉に溶け込んで見えなくなります。

蜜入りはいかにもおいしそうに見えてテンション上がりますが、蜜が見えないからと言って糖度が変わるわけではないのでご安心を。

また、選んでいる時に、皮がワックスのようにテカテカしているりんごが気になる人もいるかもしれません。

つがるやジョナゴールドなど、一部の品種では皮がテカテカになります。

りんごの成分のリノール酸やオレイン酸が表面に出るからです。

このテカテカで鮮度を保っているそうですよ。

ワックスではないので安心してくださいね。

ぼけたりんごのシャキシャキを復活させる方法ってある?

りんごを食べてモソモソだったとき、しゃきしゃきに復活させる方法は残念ながらありません。

野菜などは50℃くらいのお湯に2、3分浸けておくとシャキッとすると聞きますが、しなびたりんごでは難しいと思います。

(今度、ぼけたりんごがあったら試してみますね)

しなびたりんごをシャキシャキに復活させるのは難しいですが、調理すればおいしく食べることができますよ。

  • すりおろす
  • りんごジュースにする(にんじんや野菜ジュースに入れても)
  • 細かく刻んでヨーグルトに混ぜる
  • 煮りんごにする(凍らせて食べても美味しい)
  • バターソテー(ちょっと砂糖を焦がしてカラメルみたいにしても)
  • りんごジャム
  • 焼きりんご(シナモンをかけたり)
  • さつまいもとりんご煮
  • お肉とりんごのソテー などなど。

古いりんごを生かせるレシピはたくさんあります。

りんごがたくさんある場合は、くし形やいちょう切りにして煮ておくと便利です(煮りんご)。

りんごだけで煮てもいいですし、メープルシロップや砂糖、レモン汁と一緒に煮てもOK。

(目安は、りんご1個に対してメープルシロップ小さじ1~3、レモン汁少々ですが、お好みで増やしてください)

煮る時は、できれば水は入れず、蓋をして弱火かとろ火くらいで煮るとうまみが凝縮されておいしいです。

煮る時間はりんごの量にもよるので、15分~1時間くらいで好みの柔らかさに仕上げましょう。

そのまま食べても、トーストにしても、ヨーグルトやアイスと食べても、お菓子作りに使ってもOK。

りんごを細かく刻んでバターで炒め、パンにのせて焼くのも手軽で美味しそうです。

りんご1個に対して砂糖大さじ2~3くらい、バター15~20gほど。

フライパンで炒めるだけです。

ぜひ、古いりんごを美味しく復活させてくださいね。

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