PR

懸賞ハガキの重さがオーバーしたらどうなる?レシートを貼ると料金不足になる?

はがき 暮らし

懸賞や抽選に応募するときに、はがきの裏面にシールやレシート、または応募券などを貼り付けて送ることがありますよね?

ここで気をつけたいのは重さ。

63円切手で送れるのは「6gまで」と決まっています。

6gを超えると手紙料金(定形郵便物の84円)になってしまうんです。

料金不足ではがきが戻ってくると、差額分(21円分)の切手を貼って、もう一度投函しなくてはいけません(2024.9月現在)。

そのまま受取人に配達されて不足分を払わせることになる場合もあるので、注意が必要です。

※2024年10月1日から郵便料金が変更となります。通常はがきは63円から85円に、定形郵便物の84円は110円になります

ハガキは何グラムまで63円?6gってどのくらい?

2024年9月現在、はがきの重さは2g〜6gまでが63円で送れます。

一般的なハガキ本体の重さは、1枚3g程度といわれています。

6gということは、簡単に考えると、はがき2枚分の重さとほぼ同じくらいということになりますね。

※2024年10月1日から郵便料金が変更となります。通常はがきは63円から85円に、定形郵便物の84円は110円になります

6gって具体的にどのくらい?と悩むかもしれませんが、一円玉が一枚約1gなので、一円玉6枚相当ということになります。

はがき自体が3gくらいなので、何かを貼り付けたいときには一円玉3枚分くらいの重さまでなら可能と覚えておくとよいですね!

はがきの重さがオーバーしたらどうなる?

はがきの裏にレシートや写真など重さのあるものを貼り付けた場合、重さが規定をオーバーしてしまう可能性があります。

はがきの重さが規定をオーバーしてしまった場合、どうなるのかというと、2つのパターンが考えられます。

料金不足で送り主に戻される

一つ目は、料金不足で送り主に戻されるパターン。

自分の送ったはがきが料金不足で手元に戻ってきた時は、不足分の金額の切手を貼って再度投函すれば大丈夫です。

ただ、ハガキを出して、戻ってきてまた出して…と、日数がかかってしまうことになります。

懸賞や抽選に応募する時など、期限に間に合わない!なんてこともあるので気をつけましょう。

はがきの規定内である6gをオーバーしてしまった場合には、手紙料金ということになります。

ハガキではなく、手紙料金(定形郵便物)の84円が必要ということです。

84円-63円で21円分必要ですね。

家にちょうど21円分ない…でも買いに行くのが面倒、という時は21円以上(例えば30円切手など)を貼ってももちろん届きます。

(もったいないですが)

たった数グラムの誤差なのに、20円ほど追加で支払わなければいけない可能性もあることを知っておきましょう。

はがきの裏に何かを貼り付けたいときには、貼りすぎないように気をつけてくださいね!

料金不足の手紙と一緒に配達される

二つ目は、料金不足の手紙と一緒に、一度は宛先に配達されるパターン。

差出人の住所がない場合や、受取人の近くで料金不足が発覚したときなどにあるようです。

こちらは、受取人が不足分を代わりに支払うか、支払いを拒否するかを選びます。

受取人が受け取りを拒否した場合には、送り主に返送されます。

料金不足で相手に料金を払わせるのは、正直気まずいですよね。

なんとしてでも、料金不足は避けて送りましょう!

 

ハガキにレシートを貼ると料金はどうなる?

最近は、はがきや手紙などをかわいくデコれるシールが、豊富に売られています。

我が家も、年賀はがきにお正月に合うシールを貼って送ったりします。

また、懸賞に応募する際、ハガキにレシートを貼って送りたいこともあるでしょう。

はがきの裏面にシールやレシートを貼り付けたいけど、実際貼り付けても届けてもらえるのか気になりませんか?

結論からいうと、はがれないように全面を密着させたものであれば、貼り付けて大丈夫です!

ただし、前にもお伝えしたとおり、6gを超えてしまった場合には手紙料金となってしまいますよ。

そのため、シールなどをたくさん貼り付ける場合には、はがき全体の重さが6g以下におさまるようにしてくださいね。

それでも6gを超えてしまうようなら、21円分の切手を貼って出すか、心配なら郵便局で見てもらうと良いでしょう。

※ちなみに、84円で送れるのは25g以内です

レシートなどをセロテープで貼り付けるときには、一部分しか留めていなかったり、はがきとくっついていない部分があると、輸送途中にはがれてしまうこともあり得ます。

そのため、全面をしっかりとはがきにくっつけて貼るようにしましょう。

ポストに投函する前に、貼り付けたものがはがれないかを、再度確認すると安心ですね。

実は重さだけではなく、厚みも郵便料金に関係してきます。

厚みがあると手紙扱いになりますので、厚みにも気をつけましょう。

折り紙のような立体的な紙は貼り付け不可となっているので、もし貼り付けてしまった場合には、はがき料金では送れません。

あまり厚みのあるシールを貼ったりすると、これも手紙扱いになってしまう可能性があるので、避けた方がよいでしょう。

はがきの重さの測り方は?コンビニでも量ってもらえる?

シールをたくさん貼り付けたけど、6gを超えていないか不安、、というときもありますよね?

そんなときは、郵便局の窓口に持って行けば、測ってもらえますよ。

もちろん、料金も教えてくれます。

でも、頻繁に郵便物を送る予定があって「そのたびに郵便局まで行ってられないよ!」という方もいますよね?

そんな場合には、0.1g単位で計測できるキッチンスケールで測ってみるのもありです。

お料理をする人なら持っておいても損はないので、一台あると便利ですよ。

実際に、家にあるタニタのデジタルクッキングスケールに、ポストカードをのせてみました。

※普通のハガキ(通常はがき)が手元にないため、代わりにポストカードを量りました

測り方は

  1. まず何も乗せずに電源を入れる
  2. 0gになっていることを確認(0じゃない時は0表示を押してリセット)
  3. ハガキを乗せる
ポストカードの重さを測定

結果は5g。

6g以下だったのではがき料金で出せることが確認できました!

このポストカードは厚みがあるタイプなので、普通のハガキよりは重かったです。

今回使用したスケールは1g単位で計測できるものでしたが、0.1g単位のものなら、より正確に測れます。

ただし、この方法も確実とはいえず、誤差が生じている可能性もあるので目安として使ってくださいね。

絶対に料金オーバーしたくない!というときは、面倒でも郵便局に持って行くのがおすすめです。

コンビニは販売のみ

自宅近くに郵便局がない人は、コンビニで手軽に測れたら便利だと思いますよね。

切手を販売しているコンビニなら、測ってもらえるのでは?と思いますが、実は測ってもらえないんです。

コンビニでは切手の販売をしている店舗であっても、測ってもらうことはできない決まりになっています。

(郵便業務委託規約で、郵便物を計量して料金を答えることが認められていないため)

コンビニは、単純に切手の販売のみと理解しておきましょう。

ということで、郵便物の重さを測ってもらえる場所は、郵便局のみということになりますね。

error: