わが家でも愛用している電気圧力鍋。
電気圧力鍋を使うようになってから、圧力鍋は使わなくなりましたし、炊飯器代わりにも使えるので断捨離してしまいました。
電気圧力鍋は炊飯器より少し洗うパーツが多いですが、それよりも、時短で美味しいものが作れるメリットの方が大きいです!
電気圧力鍋を購入する際には、機能や調理法など、使用する目的に合ったものを選びましょう。
置き場所の確保も!
そうすれば、炊飯器と同じような手軽さで便利に使うことができますよ!
電気圧力鍋の使い勝手は?
電気圧力鍋は、その名の通り、電気で圧力調理ができる電気圧力鍋です。
使用方法はとても簡単で、材料と調味料をなべに入れてスイッチを押すだけ!
あとはほったらかしで、美味しいお料理ができあがります。
わが家でも愛用中で大活躍してくれています。
もっと早く買えば良かったと後悔したくらいです。
(離乳食期にあったら便利だっただろうな~と。)
お手入れに関しても、洗いやすい物を選ぶようにすれば、ほぼ炊飯器と同じ感覚で使用できます。
めんどくささを感じることはありません。
大きめ野菜がごろごろ入ったカレーもあっという間!
お野菜の存在感をしっかりと感じられますし、火の通りが甘くて野菜に芯が残っているというようなことがありません。
時短になる上に、野菜の甘味が増して本当に美味しく食べられるのでおすすめですよ。
デメリットをあげるなら、購入する際の価格が高めなことと、設置するスペースの確保が必要なことくらいでしょうか。
容量にもよりますが、炊飯器と同じくらいの大きさがあります。
そのため、炊飯器と両方使う場合は、炊飯器2台分のスペースの確保が必要です。
また、ご家庭の契約電流によっては、複数の家電を同時に使うとブレーカーが落ちてしまうかもしれません。
対策として、わが家では、普段から家電は時間差で使うようにしています。
電気圧力鍋と他の家電を同時に使ったことはないのですが、家電を時間差で使うことによる問題もストレスも感じることなく過ごせています。
洗いやすい(お手入れしやすい)電気圧力鍋について
電気圧力鍋ってめんどくさそう…と購入を迷っているなら、洗いやすいものを探すとよいですよ。
私が日頃、電気圧力鍋を使っていて洗いやすいと感じるのは、フタや部品を取り外して丸洗いできることです。
確かに、電気圧力鍋は、炊飯器と比べて洗う部品の数は少し多いです。
でもその代わり、自分で料理する時より洗い物が減ったり、調理自体が楽になることの方が大きいです。
空いた時間に他の事ができることもあって、お鍋のお手入れはあまり負担に感じていません。
調べてみると、このように感じている方は結構多いです。
洗いやすいのは、パーツを外して洗えるようなタイプや、食洗器対応のタイプ。
内なべ(内釜)に関しては、フッ素コーティングのものが多いので、焦げ付きにくいです。
※フッ素加工の鍋は食洗機NG
ちなみに、調理後の熱い状態の内なべに冷たい水をかけると、フッ素やセラミックのコーティングがはがれてしまう原因になるので、洗うのは冷めてからにしましょう。
洗いやすい電気圧力鍋をピックアップ!
…と、人気商品を調べてみたのですが、パーツを外して洗えるタイプばかりで、口コミでも「洗いやすい」「お手入れが楽」という声が多かったです。
私が購入した頃よりも、外して洗えるタイプが増えたのではないかと思います。
というわけで、洗いやすさだけでなく、その他の評価も良いおすすめの電気圧力鍋をいくつかご紹介しますね。
パナソニック 3L 電気圧力なべ SR-MP300
満水容量3L(調理容量2L)。
わが家でも使っているタイプです。
内なべはフッ素加工。
ふたも取り外して丸洗いできます(食洗機には対応していません)。
口コミでも、お手入れが楽、洗いやすいと好評です。
ティファール クックフォーミー 3L CY8741
ティファールのクックフォーミーは、2022年発売の新モデルがCY8741で、旧モデルは2020年発売CY8701のようです。
クックフォーミー(Cook4me)も、お手入れが楽!という口コミは多いです。
容量3Lの他に、6Lのタイプがあります。
蓋は炊飯器のように上に開くタイプ。
蓋は外せないので、内蓋を取り外して洗います。
クックフォーミーの内なべは、セラミック加工です。
内なべと、蒸しかご、蒸しかご台は、食洗器で洗うことができます。
インスタントポット Instant Pot DUO MINI
フッ素加工の鍋以外が良いという方には、Instant Pot DUO MINIがおすすめです。
満水容量3L。
6Lのタイプもあります。
内釜はステンレス。
内釜、ふた、付属品全て食洗機OKです!
パナソニック オートクッカー ビストロ NF-AC1000
予算があれば・・・
2023年2月に発売されたばかりのパナソニック オートクッカーNF-AC1000もいいですね。
満水容量4.2L(調理容量2.4L)。
蓋は炊飯器のように上に開くタイプです。
内蓋、内なべ、羽根などを外して洗います(食洗機には対応していません)。
内なべはフッ素加工です。
これまで紹介した商品と同じく、お手入れは楽と評判でした。
電気圧力鍋と圧力鍋の比較
電気圧力鍋か圧力鍋か、どっちにしようか迷っている方もいるでしょう。
わが家にも、圧力鍋があります。
しかし、電気圧力鍋を使うようになってから、それまで使っていた圧力鍋は、いつの間にか使わなくなりました。
それだけ電気圧力鍋は、お手軽で便利に使えています。
電気圧力鍋の場合、圧力鍋と比べてガスや火を使わないので、その場についている必要がありません。
ほったらかしで調理することができます。
調理しながら同時に他のことを済ませられるので、時間を有効活用できますよ。
また、自分で火加減を調節する必要もありません。
圧力鍋が怖かったり苦手意識がある人でも、安心して使用することができるでしょう。
さらに、小さな子供がいる家庭でも、比較的安心して使うことができます。
(電気圧力鍋も、圧を抜く時に蒸気が出るので注意してくださいね)
電気圧力鍋は炊飯器代わりに使える
電気圧力鍋は、炊飯器代わりに使えます。
玄米なども、ふっくらと美味しく炊けますよ。
実際わが家では、電気圧力鍋を炊飯器としても使っています。
それまで使っていた炊飯器は、断捨離してしまいました!
ただし、電気圧力鍋を炊飯器代わりに使っていると、炊飯と電気圧力鍋を使った調理を一緒に仕上げることはできません。
わが家では、先にご飯を炊いて、ご飯をおひつに移した後に、電気圧力鍋を使った調理をするようにしています。
それで特に不便を感じたことはないのですが、炊飯と圧力調理を一緒に仕上げたいという方は、ご飯は炊飯器で炊いた方がいいと思います。
また、お米の味や炊き加減に強いこだわりがあるも、本来ご飯を炊く専用に作られている炊飯器を使って炊いた方がいいでしょう。
「ご飯がおいしく炊ける」という口コミが多い電気圧力鍋を選ぶのもありですね。
逆に、炊飯器は電気圧力鍋の代わりになるのか気になったので、調べてみました。
(炊飯器のレシピを見かけるような気がしたので)
作るメニューによっては、炊飯器を電気圧力鍋のように使うこともできるようですが、特に、圧力式炊飯器の場合は取り扱いに注意が必要です。
場合によっては、爆発をまねく危険性もあるそう。
わが家で使っていた炊飯器(以前買ったものと2台分)の取説を見てみると、ひとつはご飯のみしか対応していませんでした。
もう1つ、圧力式炊飯器の方は、決まったメニューのみ可能でした。
丸パン、スポンジケーキ、温泉卵、寄せ豆腐です。
炊飯器を電気調理鍋のように使う場合は、炊飯器に付属している説明書をよく読んだ上で、危険な使い方はしないようにしてくださいね。
電気圧力鍋の価格の比較
電気圧力鍋は、容量による値段の差というより、機能や性能、味へのこだわり、便利さによる価格の差が大きいでしょう。
同じ容量でも、何万円もするものもあれば、1万円以内で購入できる電気圧力鍋もあるんですよね。
電気圧力鍋のサイズは、使いやすい3Lのタイプが多いです。
一般的には「人数+1L」が容量の目安になると言われています。
ただ、大きくなればなるほど場所を取るし、お手入れもちょっと大変になるので、基本3Lあたりが使いやすいのではないかと思います。
価格に差が出そうな要因を簡単にまとめますね。
- 圧力調理以外にできる調理法…煮込み調理(スロークック)、蒸す、炒める、低温調理、発酵
- 圧力調理ひとつとっても、圧力を調節できるのか
- 予約、保温、温め直し機能…予約や保温も、何時間くらいできるのか違いがあったりする
- レシピ内蔵で調理法や時間などを自動で設定してくれるのか、自分で調理法や時間を設定するのか、また、レシピはアプリと連動しているのか、など
ちなみに「IH式は高いので、価格を押さえたいならマイコン式がおすすめ」という情報を結構見かけましたが、調べてみると、ほとんどの電気圧力鍋がマイコン式でした。
購入を検討する際は、使いたい調理法や機能など、ご自身がどこまで求めるのかを考えて選ぶと良いでしょう!
3Lタイプの価格でみると以下のような感じになります。
1万円台
あまりこだわりがなければ、1万円台くらいで良さそうです。
例えば、先ほどご紹介した中では「Instant Pot DUO MINI」。
そして、フッ素加工が良い方は、ティファールの「ラクラ・クッカー コンパクト」。
先ほどご紹介したクックフォーミーと違い、自分で調理モードや時間を設定してスイッチオン!するタイプです。
メニューがたくさんあっても使い切れないとか、内蔵レシピのような便利機能がなくても問題なし、という方におすすめです。
蓋は外れるタイプ。
内鍋はフッ素加工で、パッキン、炊飯用カップ、蒸し台は食洗機で洗えますよ。
クックフォーミーと違い、低温調理ができます(無水調理はできません)。
PanasonicのSR-MP300も、お店によっては1万円台で買えます。
3万円台
ティファールのクックフォーミーは、レシピが内蔵されています。
レシピを選択すると、作る手順を知らせてくれます。
ラクラクッカーのように、マニュアル操作も可能です。
また、他の電気圧力鍋より少しパワーがあります(900W)。
ちなみに、CY8701なら1万円くらい安く買えそうです。
8万円台
せっかくなら、高くても高性能なタイプで便利さと美味しさを選択するというのもありですね。
炊飯器と兼用するとコスパ良さそうです。
700Wほどの電気圧力鍋が多いなか、こちらの最大出力は1285W!
より時短調理ができますね。
圧力調理以外もかなりこだわっていて「鍋底かきまぜ」という独自の機能があります。
炒め物や、かき混ぜながらの調理ができるんですね。
また、メニューが増えると、アプリと連動して本体にもバージョンアップされるとのこと!
とにかく便利だし、お高いだけあって味の評判もとても良かったです。
(※Amazonの口コミに関しては、違う商品も混ざっているのかよくわかりませんでした)
1万円以下もある
ステンレス鍋などの普通のお鍋と違って、フッ素加工の電気調理鍋は長年使えるものではないと思います。
アイリスオーヤマやワンダーシェフなどでは1万円を切る商品もあるので、検討してみてもいいかもしれません。
電気圧力鍋は一人暮らしにもおすすめ
一人暮らしで、お仕事にプライベートにと忙しくしていると、時間に追われて自分のための食事作りまで手が回らなくなってしまうことがありますよね。
材料と調味料を入れてほったらかしにできる電気圧力鍋は、忙しくてなかなか自炊できない方や、お料理の初心者だったり、お料理に自信がない方にこそ、きっと役立ってくれると思います。
一人暮らしの方には、満水容量が2Lサイズの電気圧力鍋がよいかもしれませんね。
大きさもそこまで大きくないので、設置する場所の問題や洗う手間も大きな負担にならずに使えるはずです。
これまでご紹介したメーカーには、3L以下のものがありませんでした。
一人用サイズを調べてみると、シロカやA-Stage、アイリスオーヤマ、山善、ワンダーシェフなどがあります。
個人的には、置くスペースがあるなら、3Lタイプで多めに作って冷凍しておくと便利かなと思います。
ご飯も一度に炊いて冷凍、おかずも残りは冷凍、って感じですね。