この記事では実際にApple 2023 Mac mini M2を使ってみて感じたことや、気づいた注意点などを紹介しています。
Apple 2023 Mac mini M2は、コスパの良い小型のデスクトップコンピューターです。
立ち上げや読み込み、書き出しなどの動作も速く、快適!
おすすめな人は、すばりコスパ重視の方です。
iPhoneユーザーなら連携機能が使えて便利ですし、Windowsしか使ったことない人でも、Appleの製品は直感的に使えるようにデザインされているので使いやすいのではないかと思います。
私の場合、メモリは24GBを選びましたが、最小の8GBでも十分という口コミが多いです。
ただし、買ってからメモリ増設できないのでご注意を!
Mac miniを使うには、別途モニターやキーボード、マウス(もしくはトラックパッド)も必要です。
接続するものが、Mac miniと相性が良いかをよく調べて購入してくださいね。
ちなみに、私が購入したモニターは、デルのモニターです(Dell S2722QC)。
その他は、検討した結果Appleにしました。
↑ トラックパッドは白を購入しました
Apple 2023 Mac mini M2を購入した理由
Mac mini M2を買おうと思ったきっかけは、使用していたノートPCが壊れてしまったからです。
今まではMacBook Airを使っていたのですが、突然電源が入らなくなってしまい・・・。
MacBook Airはかなり長い間使っていましたが、これを機にデスクトップにしよう!と使い慣れているApple製品のPCを探すことにしました。
AppleのデスクトップPCの種類
Appleで展開されているデスクトップPCは、以下の4つ。(2023年7月現在)
- Mac mini
- Mac Studio
- Mac Pro
- iMac
主にiMacとMac miniで悩んでいましたが、コスパやデザイン、スペックなどから最終的にはMac miniを選びました。
さらにMac miniの中でも、2020年モデルのM1、2023年モデルのM2、M2PROのどれを選ぶかを悩みました。
(ちなみに2018年モデルのIntelは、最初から念頭になかったので除外しています。)
買うならM2かM2PROか・・
PCはできるだけ新しいものの方が良いかなと考えていたので、M2かM2PROに選択肢を絞りました。
2つの違いを簡単に言うと、M2の上位モデルがM2PROです。
細かいところを見ると、外部ポートの数が違っていたり、接続できるモニターの数が違っていたりしますが・・・。
YouTubeやレビューサイトなど色々みてみましたが、大抵の人がM2で足りるとのことでした。
実際、M2でも十分な動作をしてくれます。
M2PROはその名の通り、仕事でバリバリ重たいソフトを動かすようなプロ用という感じです。
公式の仕様比較を見ても、自分にはM2で十分だと思い、M2を購入しました!
Mac mini M2を使った感想(レビュー)
Mac mini M2は、とても快適に使用できています!
サクサク動く
私は日頃からAdobeソフトを使っていて、比較的重い作業をすることが多いので、メモリ、ストレージをカスタマイズして購入しました。
私のカスタムした具体的な構成については、後ほど詳しく紹介しますが、今のところサクサク動いてくれているのでとても助かっています。
Adobeソフトを並行で3つ(Illustrator、Photoshop、Audition)開いていても、不便さは感じていません。
(そこまで重いデータを開いていないだけかもしれませんが・・・。)
立ち上げから読み込み、書き出しまでのスピードも早く、Mac miniを買って良かったなと感じています。
ちなみに、社会人でAdobe CCコンプリートプランを安く買う方法はないかお探しの方は、体験談や安く買う方法をまとめていますので、こちらの記事を参考にしてください。
スタンドで縦置きもOK!持ち運びできるくらいの大きさ
また、Mac miniのデザイン自体もスッキリしていて気に入っています。
デスクトップPCというと、かなり場所をとるものに感じられますが、Mac miniのサイズは19.70×19.70×3.58(cm)とかなりコンパクト。
デスクトップPCなのに、余裕で持ち運びができてしまうサイズです。
あくまでデスクトップPCなので、持ち運び対応ではないですが・・・。笑
デスクに平置きしていても邪魔にならないですし、Mac mini用のスタンドを購入すれば縦置きもできるため、さらにコンパクトになります!
Dell S2722QC 4Kモニターとの相性もバッチリ
私はモニターを別メーカーのものにしたのですが、モニターに付属のType-Cケーブル1本で、モニターとコンピューターを繋げています。
デスク周りのコード事情はこんな感じ。
- Mac mini本体とコンセントを繋ぐケーブル1本
- モニターとMac miniを繋ぐケーブル1本
- モニターとコンセントを繋ぐケーブル1本
デスク周りのケーブルは合わせて3本のみで済んでいるので、ごちゃごちゃしなくて快適です!
外部ポートについても、モニターについているものを併用しているため、今のところ足りないと感じたことはないです。
↑ モニターのレビューや口コミなどはこちらでご紹介しています
Mac mini M2の口コミやメリットデメリット
良い口コミやメリット
Mac mini M2(2023)の良い口コミ・評価をまとめるとこんな感じです。
- 動作が速く快適
- コスパ最強
- ファンの音がしないので静か
- 最小構成で十分すぎる
- 音声も割と良い
レビューでもお伝えしましたが、Mac mini M2は、サクサク快適に動きます。
口コミを見ると、最小構成(メモリ8GB、ストレージ256GB)でも十分、という意見も多いです。
最小構成の価格は、なんと84,800円(税込)。
デスクトップでこの価格と動作なので、コスパがとても良いと感じている方が多いです。
ファンの音に関しては、私も実感しています。
とても静かですし、本体が熱くなることもない点がとても良かったです。
Mac miniに内蔵されているスピーカーの音声については、音質にこだわりがなければ十分なクオリティかなと思います。
音楽を聴いたり、音楽制作をする人には物足りなさがあると思うので、別でスピーカーを用意するのが良いでしょう。
ちなみに、Mac miniにはマイクはついていません。
何かを録音したり、web会議にも使いたい場合には、別途マイクとカメラの準備が必要なのでご注意を!
iPhoneをお持ちの場合は、Mac miniを接続することでiPhoneをマイクとカメラとして使用できますが、少し不便でした。
外付けできるものを購入するのがおすすめです。
悪い口コミやデメリット
Mac mini M2(2023)の悪い口コミをまとめるとこんな感じです。
- HDMI出力にバグがある
- 拡張性があまりない
HDMI出力にバグがある
HDMI出力のバグは、Mac miniでも以前から言われている問題でした。
Mac miniを外部モニターを繋ぐ際に、画面の色味が変わってしまったり、乱れたりすることがあるようです。
特にAppleではない製品と繋げる際に起こるようですね。
Mac miniを購入する際には、周辺機器との相性なども考えて、慎重になる必要があります。
購入後のメモリ増設はできない
拡張性のなさというのは、主に内蔵メモリや内蔵ストレージを後から追加できないという点にあります。
Mac miniでは、購入した時の構成以上に後付けで拡張することができません。
特に、ストレージは外付けのもので対応することができますが、メモリは購入してから増やすことはできません。
Mac mini のメモリを増設する/取り付ける(Apple公式サイト)
そのため、仕事で重い作業するなどの場合は、最初にメモリをマシマシにして注文する必要があります。
今は軽い作業でしかPCを使っていないけど、今後動画編集なども力を入れてやってみたい、と考えている人も、メモリは盛って注文した方が良いでしょう。
この他については、特に悪い口コミは見当たりませんでした。
私が感じたデメリットとしては、Mac mini本体にSDカードの差し込み口がついていないことです。
別でSDカードリーダーを準備する必要があります。
私が以前使用していたMacBookには、SDカードの差し込み口がついていたので、その点だけ少し残念でした。
Mac miniは何ができる?
Mac miniでは、PCでやるような基本的なことは大体できます。
SNS、ネットサーフィン、資料作成、動画・画像編集、音楽制作などなど・・・・。
Mac自体、デザイン系などのプロ向けのPCだという印象を持っている人もいますが、一般の人でも普通に使うことができます。
Macに限らずAppleの製品は、直感的に使えるようにデザインされています。
そのため、初めての人でも比較的使いやすいのではないかと思います。
Windowsしか使ったことない人は慣れるまで少し時間が必要かもしれませんが、Appleでデジタル系の製品を揃えるとかなり快適です。
ゲームには向かない
一方で、できないことを挙げようとすると、真っ先に思いつくのは「ゲームには向いていない」ということです。
OS対応しているゲームであれば問題なくプレイできますが、人気のゲームでも、OS対応していないものは結構あります。
ゲームのためにデスクトップPCを探しているのであれば、WindowsのゲーミングPC を購入するのが良いです。
Mac mini M2がおすすめな人
Mac mini M2がおすすめな人は、ズバリ、デスクトップPCをコスパ重視で買いたい人です!
良い口コミの項目でもお伝えしましたが、大抵の人が事足りるであろう最小構成(メモリ8GB、ストレージ256GB)のMac mini M2が、なんと84,800円(税込)で購入することができるのです(2023.7)。
このお値段でサクサク動くのですから、かなり良いお買い物になると思います。
ただし注意点としては、モニターやキーボード、マウスなどは別で用意する必要があることが挙げられます。
Mac miniはあくまでもコンピュータなので、モニターやキーボードがないと操作できません!
コンピューター以外のパーツを揃えようと思うと費用は+5万〜という感じです。
この金額は、どのくらいのクオリティのものを用意するかによって変わってきます。
最小構成のMac miniとそのほかのパーツを諸々含めて、大体15〜20万以内には収められると思います。
私の場合で言うと、モニターとマジックキーボードとトラックパッドを購入しました。
iPhoneユーザーは連携機能が使えて便利
また、iPhoneユーザーであれば、簡単にMac miniと連携させることができるのも魅力的です。
Apple製品同士だと連携機能が使えるのがとても便利です。
MacBook時代に、初めてiPhoneの写真をairdropで簡単にPCに送れた時は、かなり感動しました!笑
デスクトップPCの購入を検討しているiPhoneユーザーの人は、ぜひMac miniを選択肢に入れてもらいたいです。
Mac mini M2の基本スペック
Mac mini M2の最小構成(メモリ8GB、ストレージ256GB)と、メモリやストレージの選択肢、私が選択したMac miniの構成についてご紹介します。
基本スペック(最小構成)
Mac mini M2の基本的なスペックはこちら。
- 8コアCPU、10コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M2チップ
- 8GBユニファイドメモリ
- 256GB SSDストレージ
- Thunderbolt 4ポート x 2、HDMIポート、USB-Aポート x 2、ヘッドフォンジャック
- ギガビットEthernet
最小構成のお値段は84,800円(税込)。
メモリやSSDストレージの種類
メモリはMac mini M2の場合、8GB、16GB、24GBから選択できます。
私は24GBを選択しました。
MacBook時代の使い方であれば、16GBでも足りるなと思っていましたが「メモリは盛れるだけ盛っておけ」という知人からのアドバイス通り、M2のMAXで購入しました。
デメリットの項目でお伝えしたように、メモリは後から増やすことはできません。
ストレージは、256GB、512GB、1TB 、2TBから選択することができます。
メモリ24GB、SSDストレージ512GBを選択
検討した結果、私が購入したMac mini M2の構成はこちらです。
- 8コアCPU、10コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M2チップ
- 24GBユニファイドメモリ
- 512GB SSDストレージ
- Thunderbolt 4ポート x 2、HDMIポート、USB-Aポート x 2、ヘッドフォンジャック
- ギガビットEthernet
お値段は168,800円(税込)でした。
選択の仕方によって料金は変わってきますので、予算とよく相談しながら選んでみてくださいね。
Mac mini M2の購入先
私は、Mac mini M2をAppleの公式オンラインショップで購入しました。
当初はAmazonのAppleのストアで購入しようと考えていましたが、スペックを盛りたかったのでAppleのサイトで購入しました。
というのも、Amazonでの購入ではメモリを変更できなかったのです。
AmazonのAppleのストアで購入できる、Mac mini M2のスペックはこちら。
- ストレージ 256GB or 512GB
- メモリ 8GB
つまり、変更できるのはストレージの大きさのみです。
AmazonのAppleのストアでで購入できるのは最小構成、といった感じでしょうか。
私はメモリを24GBにしたかったので、メモリ変更できるAppleのサイトで購入しました。
メモリ8GBのPCでも、書類作成やブログ更新、簡単な画像や動画の編集に使うのであれば十分事足りると思います。
大抵の人はAmazonで買える最小構成で問題ないと思いますのでご安心を!
Mac miniを使うために購入したモニター、キーボード、トラックパッドについては以下の記事を参考にしてください。